整理 3
整理シリーズはこれで最後にしよう
だって今年も残りわずかだから、整理は今年のうちに終わらせたい。
『提出させていただきましたから✉️』まさかとおもって迎えた翌日の9時、一本の電話が。
市役所市民課からの離婚成立後における子ども手当受け取り名義の変更確認だった。
本当だったんだ。本当だったんだ、、、。その場で崩れ落ちた。ドラマのようなあの姿勢で崩れ落ちた。 すぐに電話したけど、もう向こうの離婚及びその後の処理へ対する思いがひしひしと伝わってきた。
家に戻った時に机の上に一冊の冊子が。
甲は乙に対して、、、、、、、。全て元妻の思うがまま。 でも、その時思ったのは、長女も生まれ大変な時に、争うのは嫌だ。なんで別れなきゃいけないの。俺が何したっていうの。なぁ、なぁ、答えてくれよ。頼むよ。
それから車と財産と親権及び養育費一人4万円×2人 が離婚成立条件だった。僕はその時まだ信じれてなかった。向こうは白紙委任状まで置いて、、、。記載場所に可愛らしい字で「捺印はいらないからね」だってさ。
仕事はますます忙しくなるばかりだったけど、幼稚園児や公園や幼稚園バスを見るといつも号泣。 なんで俺はこんな目に。なんでだ。なんで。。
今思えば僕が元妻にしてきた言動行動を考えると当然の報いなのかもしれない。
暴力、浮気、ギャンブル、借金は一切ない。ただ、タバコをやめたと嘘をついてた。
でも、元妻からすれば、僕といること自体が不安でだったんだ。僕が元妻をしっかり愛してあげていなかったんだ。寂しい思いをさせてしまったんだと思う。どんな性格だろうと自分の妻なんだもん。なんで認めてあげなかったんだろうと。
月一の面会は決まって15分程度で近所のおばさんが付き添っていた。どんな目的なのか未だになぞであるが、きっと早く面会を諦めさせるための手法なのか、又は離婚理由を夫の暴力だとして成立させているのか。
面会がはじまり一年経過した2016年4月 いつものようにショッピングモールの室内ベンチで息子から『もう会いたくない 遊びたくない』とカタコトのように言われ、僕の後ろで元妻『それが本当の答えだと思うよ』と告げられた。
あんなにパパっ子だった息子の目がとても寂しそうに見えた。 最後の最後のまで息子はこっちを向いて店をでていった。